どもる子ども


By リンダ・ハム

私はどもる6歳の男の子とセッションをする機会が1年前にありました。
その時までにその男の子はとてもEFTを気持ち受け入れていましたので、
(この状況が絶対に必要とは思いませんでしたが、)とても良い感じで
進めることができました。

セットアップフレーズは「私は話し方に問題があるけれど、本当に本当に自分が
好きです。」というものでした。

彼はかなり動きがぎこちなかったので、タッピングは私が行いました。

数回のセットの後、彼がどもることなく話した時は、とても驚かされました。

彼の母親もとても驚き、感動していて、EFTという素晴らしい技法のパワーを
彼女に確信させました。

しかし、さらに驚いたのは、この”うさんくさいもの”(EFTのこと)が思い
がけず正しかったと思った子どもの精神科医でした。

この男の子のどもりは一回で完全には治らず、翌日にはどもりが再び
出ていました。

しかし、以前のようにひどくなく、またどもりなく話す期間が長くなっていきま
した。

時々、どもりがやっかいになったとき、タッピングをするようにしているうちに、
彼の話す能力ははっきりと改善されていきました。

そして、その1年後の今、この男の子は全くどもることなく話すことが
できるようになりました。


この記事がいくらか役に立ちますように。

リンダ・ハム

翻訳: 佐藤基子

監訳: ブレンダ

原文: http://www.emofree.com/children/stuttering.htm